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【記事】シグニアから超小型な充電式補聴器が登場 - インシオ Charge&Go IX

ドイツの補聴器メーカー「Signia(シグニア)」から、先月新型の補聴器が発売開始されました。
2025年現在最新シリーズである「IX」シリーズにオーダーメイド耳あな型補聴器の充電式が登場です。

非常に小型な耳あな充電式補聴器です。

シグニア補聴器公式:インシオ Charge&Go IXの詳細はこちらからご覧いただけます

耳あな型充電式「インシオ Charge & Go IX」

シグニアについて

「シグニア(Signia)」は、ドイツを発祥とした補聴器ブランドです。
世界6台メーカーのひとつとされ、世界的にもユーザーが多いです。

以前は「シーメンス(Siemens)」というブランド名で日本国内でも販売されていました。
シーメンスの名前ならご存じの方も多いかもしれません。

2016年頃に、シーメンスからシグニアとブランド名が変わりました。
名前は変わりましたが、シーメンスの技術や歴史はそのまま引き継がれています。

インシオ Charge&Go IX、実際の写真

サンプルでいただいたもの。充電器とセットです。

写真はサンプルとしていただいたダミーのものです。
余談ですが筆者のスマホが新しくなり、写真が綺麗になりました。

充電式なので充電器とセットです。
充電器もポケットに入れることができるくらいのサイズ感です。

10円玉とサイズ比較してみました。

拡大して10円玉と並べてみました。
10円玉よりも小さいです。

耳の中にすっぽり入ってしまうCICタイプで、目立たない耳あな型補聴器をご希望される方にはこのサイズ感はとても良いのではないかと思います。

製品概要

超小型の耳あなオーダーメイド型

CICタイプの補聴器は、耳あなの中にすっぽりと収まるサイズ感です。
周りから見て補聴器を着けていると思われにくい、目立ちにくいのが特徴です。

シグニアには「シルク(Silk)」というタイプの型があり、そちらも小型の耳あな型充電式補聴器です。
シルクはは既成の形の耳あな型の補聴器に耳せんを取り付けて耳に装着します。
インシオは耳型を採取し、オーダーメイドでお耳にあった形に補聴器を作成します。

小さくても充電式

「インシオ Charge&Go IX」はこの小型のサイズ感でありながら、充電タイプの補聴器です。
充電タイプの補聴器は、リチウムイオン電池が内蔵されています。
電池のサイズが大きいほど充電の容量は大きくなり、長持ちします。

電池交換式のCICタイプの場合、通常だと使用電池は一番小さいもの(黄色シールPR536)を用います。
小さい電池は容量が少なく、ほかの大きい電池よりも電池寿命が短いです。

しかし、この「インシオ Charge&Go IX」は小さいサイズながら、最長34時間の稼働が可能とのことです。
この稼働時間は他の耳かけ型などと比べても遜色ない程度の容量です。

朝から夜まで、まる一日使用が問題なくできる安心のバッテリー持続時間です。

世界唯一のワンマイク指向性

ひとつのマイクを搭載したCICタイプは指向性機能がなく、正面の会話の聞き取りなどが難しい場面などもありました。
「インシオ Charge&Go IX」はひとつのマイクでも両耳の補聴器が通信を行い、騒がしい場所でも正面の会話を聞き取ることが可能になったとのことです。

Bluetooth機能はない

ワンマイク指向性による両耳間通信はありますが、Bluetoothの機能はなく、スマホなどとのペアリングはできないようです。
これは小型ゆえにそうした機能を取り除いたということかと思われます。

Bluetoothの機能はありませんが、スマートホンのアプリにペアリングし、ボリューム調整などを行うことは可能です。

2025年11月から受注開始

シグニア「インシオ CHarge&Go IX」はすでに受注が開始されています。
また、同時に発売された別のタイプのものもあります。

小型耳かけ型ながら、最大で54時間の連続稼働が可能な「Pure Charge&Go BCT IX」。
重度難聴にも対応している「Motion CHarge&Go IX」。

こちらも発売しています。

詳細は是非お問い合わせ、ご来店ください。

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